- 家賃を滞納した場合、いつ保証人に連絡がいくのか?
- 家賃を滞納してから連帯保証人に請求が行くまでの期間とは?
- 家賃を滞納してから親に連絡や請求がいくのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では家賃を滞納した場合の保証人への連絡について詳しく説明していきます。
1.賃貸契約における保証人と連帯保証人の意味合いについて
よく保証人と連帯保証人を一緒の意味で使っている人がいますが、実は意味は大きく違います。
保証人は請求された場合でも、本人への請求を優先するように言う権利があります。
連帯保証人は請求された場合、拒否権は一切なく支払いをしなければいけないのです。
拘束の強さとしては、「連帯保証人>保証人」となっているのです。
それで連帯保証人は借主と同じように支払いをしなければいけないことになっています。
極論を言ってしまえば、滞納していなくても連帯保証人に家賃の請求ができるのです。(普通はしませんけど)
ちなみに賃貸契約をするときには保証人ではなく「連帯保証人」をつけることが多いです。
・連帯保証人には支払いの拒否権がないが・・・
連帯保証人が家賃の滞納金を請求された場合、支払いを拒否できません。
ただ大家や管理会社としては部屋の借主と連帯保証人のどちらが支払ってもお金を回収できれば構いません。
連帯保証人も自分が借りていない家賃を支払うのは嫌ですから、部屋の借主に支払うように言う可能性が高いです。
身内から連絡してもらうことで家賃の支払いを促すという目的で、大家さんは連帯保証人に連絡をするケースもあります。
2.家賃を滞納してからいつ保証人に連絡がいくのか?
どうしてもお金が用意できなくて、家賃を滞納してしまった場合、親が保証人だったりすると親には連絡してほしくないと思いますよね。
何か月家賃を滞納してしまったら、保証人への請求・連絡が行われてしまうのでしょうか。
保証人への請求・連絡のタイミングは大家さんによって異なります。
早い場合だと滞納1か月で連絡することがあります。
遅くても滞納してから3か月で保証人に連絡をします。
3.家賃滞納後、いきなり保証人に連絡することはまれ
いきなり連帯保証人に家賃の請求をすると、借主が「連帯保証人の人に恥をかいた!」と言ってくるなど余計なトラブルになることがあります。
余計なトラブルを防ぐため、「○日までに支払いがない場合は、連帯保証人に連絡する」という通知を送る大家さんが多くなっていますね。(必ずではないので注意)
もしも、連帯保証人に連絡をしてほしくなければ、その日までになんとかお金を用意するしかないです。
滞納分を全額支払えなくても一部だけ期日よりも前に支払いをするというのも有効な手段です。
例えば、2か月分の滞納があった場合、先に1か月分の家賃を支払うということです。
支払いの意志を見せたり、誠意を見せたりすることによって大家さんも考えを変えてくれるかもしれませんからね。
最終的には大家さんの判断で連絡されるので、家賃の支払いが遅れそうになったら大家さんに連絡する、滞納したことへの謝罪や反省を示すようにしましょう。
また滞納金をいつ支払うのかを明確にしたほうがいいです。
例えば「今月の25日が給料日なので、その日になったら必ず入金します」と言えば、わざわざ保証人に連絡することはないと思います。
仮に家賃を滞納してしまっても、普段からきちんとした態度を見せておくことで、本当に嫌がることまではしてこないと思います。
理想は家賃を支払うことなので、できる限り早めにお金を用意して滞納分を支払いましょう。
ちなみに家賃の滞納の原因が借金の返済が苦しいことにある場合には、弁護士に債務整理の相談をするのがおすすめです。
債務整理をすることで借金の返済額を減らすことができるので、浮いたお金で家賃の支払いをすることができます。
もし借金の返済に困っている場合は一度弁護士に相談してみてください。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
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利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。
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