過払い金返還における分断とは?基準や交渉術について

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過払い金を請求すると多くの業者は、「分断しているので、過払い金は○○円です。」とこちらが要求する金額よりも安い金額を提示してくる場合があります。

こちらの想定していた金額よりも低ければ不満が出て当然です。

しかし、業者は分断を理由にかたくなに支払いを拒否することが多いですね。

時には開き直って「裁判を起こしてください。」という場合もあります。

そもそも分断とはなんなのか、分断される基準や一連の契約だとみなされるにはどうすればいいのかなどについてこの記事では書いています。

  • 分断とは?
  • 分断される基準について
  • 一連の契約だとみなすための交渉術について

分断とは?

途中で完済している場合に、すべての契約を一つにして過払い金の計算をするのではなく、別々の契約として過払い金を計算するのが分断です。

例えば、「2000年~2004年まで」と「2005年~2009年まで」お金を借りていたことがあったとしましょう。

この場合は「2000年~2004年まで」と「2005年~2009年まで」の2つの契約があったとみなすのが分断ということです。

分断するのとしないのでは何が違うのか?

簡単に説明すると、過払い金の金額が異なります。

一つの契約として計算をした方が、多額の過払い金が発生します。

2004年の段階で完済していて、過払い金を請求できていれば、2005年にお金を借りる必要がなかったということが考えられますよね。

もしくは、借りる金額が小さかったかもしれません。

 

一つの契約として計算する場合は、この場合を想定して計算することができるのです。

借りるお金が少なくなる分、支払うべき利息が減るので、多くの過払い金が発生するということです。

 

少し難しいので、具体的に説明しますね。

例えば、2004年に完済した後、2005年に50万円お金を借りていたとします。

もしも2004年の段階で過払い金を請求していたら、30万円の過払い金が発生していたとしましょう。

すると、2005年には50万円もお金を借りる必要はなく、20万円で済みますよね。

分断をした場合は、50万円に対して利息が発生しますが
一つの契約の場合は、20万円に対して利息が発生します。

この利息の違いが過払い金に影響してくるのです。

つまり、分断されることなく、一つの契約として過払い金を請求する方がお得ということです。

分断される基準について

分断されない方がお得なので、自分の場合はどうなのかすごく気になると思います。

分断の基準を知りたいという人は多いですが、正直な話、分断される基準はかなりあいまいです。

 

最終的な判断は裁判官が行うものなので、同じ期間分断されていたとしても結果が異なる場合があります。

一般的な話をするのであれば、分断される基準となるのは約1年です。

1年以内であれば、比較的途中で解約したのではなく同じ契約であるとみなされやすいです。

少し過ぎていても一つの契約であったことを証明することができればいいので、あきらめないでください。

一連の契約だとみなすための交渉術について

契約を分断しているのではなく、一つのつながった契約だとみなすためには、それが同一の契約であることを強調するのがポイントです。

例えば、

  • 解約をしていないということ
  • カードを返却していないこと
  • 再び借りるときに新たに契約をしていないこと

などを理由に同じ契約であることを強調するといいでしょう。

逆に、途中で解約をしていたり、カードを返却していたりした場合は、契約が中断されたとみなされやすいので、あきらめた方がいいですね。

まとめ

分断されない方が、取り返すことができる過払い金が多くなるので、できれば一つの契約として過払い金を計算したいという人は多いです。

しかし、分断についての業者の抵抗は非常に強いです。

 

業者としては少しでも過払い金の金額を減らしたいと思っていますからね。

素人相手だとほとんど支払ってくれないと思った方がいいでしょう。

裁判を起こせばどうにかなる場合もありますが、手続きは大変ですし、裁判所で裁判官を納得させるだけの発言も必要です。

 

はっきり言って、素人では大変なので、弁護士に依頼をするのがいですね。

過払い金の請求で分断でもめた場合は、おとなしく弁護士に依頼をすることをお勧めします。

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