借金返済方法のコツは?効率的に返済する4つのステップ!

借金返済

借金を借りた当初は問題なく返済できると思っていても、いつの間にかやりくりが苦しくなって返済が厳しくなることもあるかと思います。

もし返済ができなくなると、貸金業者から取り立てが来て、最終的には裁判を起こされて財産を差し押さえられることもあります。

まだ返済できているうちに何とかすることが大切です。

もしどうしても借金を返済できないのであれば、ある方法を使って合法的に借金を減額してしまうことをおすすめします。

そこでこの記事では、借金返済方法のコツを詳しく紹介していくとともに、合法的に借金を減らすことができるある方法についても紹介していきます。

1.借金を返済できるかどうかは返済計画で決まる!

借金を返済するときの最も重要なポイントとしては、具体的な借金返済計画を立てることです。

なんとなくで借金を返済しているといつまで経っても返済できないことが多いです。

余計な支出があったり、無駄遣いをしたりして逆に借金が増えてしまうということもあります。

借金返済計画を立てれば、それに従ってあとは突き進むだけです。

そこでまずは具体的な借金返済計画を立てる4つのステップを紹介していきます。

ステップ1:借金の現状をしっかりと認識する

まず始めは借金の現状把握から始めましょう。

借金返済がうまくできない人は正確な借金額を把握していないことが多いです。

大体○○万円くらいとざっくりとした認識だったり、最初に決めた返済金額でずっと返済しているなんて状態ではいけません。

明細書や契約書を見て

  • どこからお金を借りているのか?
  • いくら借金があるのか?
  • 金利はいくらなのか?
  • 返済日はいつなのか?

を確認して紙にまとめておきましょう。

ちなみに消費者金融で借りたお金を借金を思っている人も多いですが、クレジットカードを使ったキャッシングやリボ払いも借金の一種です。

ステップ2:1か月で返済できる金額を知る(家計簿などを作るのがおすすめ)

借金状況を把握したら次は1か月に返済に回せるお金がいくらあるのかを知りましょう。

そもそも借金をしてしまう人の多くはお金の管理が苦手な人が多いです。

収入と支出の計算がうまくできないから借金をしてしのぐという状態に陥ってしまうのです。

収入と支出を客観的に見れるようにすることで、どこで無駄遣いをしているのか、何が借金の原因となっているのかを知ることができます。

今後新たに借金を重ねないためにも収入と支出のバランスをとるように心がけましょう。

・家計簿をつける

自分の生活状況を客観的に見るには家計簿をつけるのが一番です。

2か月ほど家計簿をつけていれば、何にお金を使っているのかが分かってきます。

それは本当に必要なものなのか?削ることはできないのか?と一つ一つ見ていくことで節約にもつながります。

家賃(住宅ローン)・電気ガス水道代・通信費・食費・外食費・雑費・レジャー費・交通費・医療費・被服費・お小遣いと分類して何にお金を使っているのかをチェックしましょう。

ただ家計簿をつけるのは面倒に感じる人も多いと思います。

しかし今では簡単に家計簿が付けれられるアプリもたくさんあります。

その中でもおすすめなのが家計簿Zaimという家計簿アプリです。

App Store

Google Play

基本的な機能はすべて無料で使うことができます。

レシートから品目を読み取って記入できたり、お財布や銀行口座、クレジットカードの残高を表示できたりと便利な機能も多いです。

ローン返済表も作ることができるので、借金返済のために家計簿を作るならばうってつけのアプリです。

スマホなら隙間時間を使って入力することもできるので、特に負担なく家計簿をつけることができますよ。

ステップ3:利息の計算をする

借金を返済するためには元本を減らせなければ意味がありません。

最低返済金額で返済しているとほぼ利息の支払いだけになり元本が全く減りません。

なので、どれくらい利息があるかを計算することで元本を減らすためには毎月いくら返済すればいいかが分かります。

 

利息の計算方法は以下のようになっています。

借金残高×金利÷12か月

例えば、50万円の借金で金利が18%の場合

50万円×0.18÷12=7500円

となります。

ステップ1の情報と一緒に以下のように表にまとめて、ノートやエクセルなどにメモっておきましょう。

例)

借入先借入残高金利利息
アコム50万円18%7500円
プロミス30万円18%4500円
楽天カードキャッシング40万円15%5000円

ステップ4:実現可能な借金返済計画を立てる

具体的な返済計画を立てるときには

  • 方法1:極限まで生活を切り詰めて返済する(短期的な返済計画)
  • 方法2:無理のない範囲で返済をする(長期的な返済計画)

このどちらかがあります。

短期間で一気に返済できるならば方法1のほうがおすすめですが、長くても半年~1年くらいが限界だと思います。

それ以上になるとストレスが溜まって借金返済が思うようにいかず、あとで反動として借金をする可能性もあります。

借金額が少ない時はおすすめですが、ある程度の借金額があるなら方法2の無理なく借金を返済していく方が現実的です。

無理な借金返済計画を立てても、実行できなければ意味がありません。

無理のない返済計画を立てるときのポイントとしては3~5年かけて完済を目指すことです。

もし仮に100万円の借金を1年で返済するには毎月84000円以上の返済が必要になります。

でも100万円を3年で返済するなら毎月28000円で済みます。

返済期間を長くすればその分毎月の返済額を安くできるので、負担が少なくなります。

もちろんある程度余裕があったら繰り上げ返済などで返済を早めるのもありです。

実現可能な借金返済計画を立てるためには、これ以上借金を抱えずに着実に返済していけるような計画を立てましょう。

2.借金をより早く完済するための具体的な方法は?

収支状況、借金状況などの現状を把握した次は具体的な借金返済のためのコツを紹介していきます。

借金を返済していくのであれば

「収入>支出」

という状態を作らなければいけません。

収入のほうが多くなることで余ったお金を借金返済に回すことができるようになります。

そこで支出を減らす方法と収入を増やす方法の具体的な方法を紹介していきます。

・支出を減らす

「優先度の低いものを節約する」

家計簿を見ながら「無駄な出費をしているな」と感じるところはどんどん削っていきましょう。

生活していくためにどうしても必要なものについての出費は仕方ありません。

でも、洋服代、飲み会などの娯楽費については自分である程度コントロールすることができます。

いきなり0にするのは難しいかもしれませんが、今までよりも使う金額を抑えて節約しましょう。

また出費の中で優先順位をつけて優先度の低い出費から削っていくとうまく節約ができますよ。

「携帯料金の見直し」

携帯やスマホの利用料金って意外とかかっています。

スマホの場合、合計で月々8000円~1万円ほどかかっていることが多いです。

この出費は正直大きいので、携帯やスマホの無駄使いを減らして安いプランに変えることをお勧めします。

今は格安スマホもあるので、そちらを検討することをお勧めします。

格安スマホに変更するだけでも月に4000~6000円ほど節約することができます。

年間費用としては5万円~7万円ほどの節約になりこれを借金返済に回すだけでもだいぶ違ってきます。

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「食費を見直す」

外食をやめて自炊を心がけると食費を安くすることができます。

またスナック菓子やスイーツなどのお菓子も借金返済のために節約したほうがいいです。

ただ一人暮らしをしていて毎日料理を作るのが面倒な場合、料理が苦手という場合には外食も仕方ありません。

それでも安いところを選んで1日当たりの食費が1000円以下に収まるようにしましょう。

またお酒が好きな人は酒代も節約するように心がけましょう。

毎日飲んでいたのを2日1回にするだけで、酒代を半分にすることができます。

また外でお酒を飲むと高くつくので、なるべく自宅でお酒を飲むようにしましょう。

「ちょっとした買い物に要注意」

「100円のコーヒーを飲む」「ペットボトルのお茶を買う」といったちょっとした買い物にも要注意です。

1回あたりの金額は安いかもしれませんが、それが毎日のように続くと地味に大きな出費になります。

100円のコーヒーを毎日飲んだから、1か月で3000円の出費になります。

1年間で計算すると36000円になります。

どうしても必要な場合は仕方ありませんが、浪費癖のある人はここら辺に無頓着なことが多いです。

コーヒーと一緒にプリンやチョコなどの甘いお菓子を買ってしまうという人もいますよね。

こういうついで買いも防ぐために財布に入れておくお金を少なめにしておくことをお勧めします。

財布の中にお金がたくさんあると浪費しがちですが、お金が少なければ意外と余計な買い物を我慢することができますよ。

・収入を増やす

「残業を増やす」

収入を増やしたいと言っても今働いている会社の給料アップというのはなかなか難しいです。

1年1回にわずかしか昇給しないというのがほとんどだと思います。

なので借金返済のために収入を増やしたいのであれば、残業を増やすという方法しかありません。

もちろんサービス残業になると意味がないですが、残業をして多めに働き残業代を多めにもらいましょう。

「副業を始める」

今はインターネットを使うことで簡単に副業を始めることができます。

仕事から帰ってきて数時間、土日の休みの日に数時間働くことで、月に数万円の収入を得ることができます。

そのお金を返済に回すことで借金返済のスピードが上がります。

自分で仕事の量をコントロールできるので、どこかでアルバイトをするというよりも負担は少ないです。

例えばランサーズでは、システム開発やWEB制作、デザインなどの専門性の高い仕事を扱っています。

ただそれだけでなく誰でもできるようなライティングの作業やレビューなどもあるので素人の人でも簡単に副業を始めることができます。

ただ会社によっては副業を禁止しているところもあります。

就業規則などを確認して副業が問題ない場合にのみ副業をやるようにしましょう。

「使わないものを売却する」

いらなくなったCDや本、洋服など押し入れの中に入っていませんか?

もう使わないようなものについては中古の買取店に持っていって売却してしまいましょう。

古いものだとあまり大きな金額にはなりませんが、少しでも借金を返済していくことが大切です。

3.借金返済方法を変えるだけで利息が減らせる!

多くの人は借金を返済するとき最初に設定した金額や金融機関に言われるがままに金額を変更してそのままになっていることが多いです。

しかし消費者金融やカード会社などは少しでも多く利息を取ろうと考えています。

一見親切のように思える提案でも、実は利息を多くとるための返済計画の変更だったりするのです。

そこでそういった罠にはまらずに効率的に借金返済をしていく方法を紹介していきます。

・高金利のものから返済

消費者金融やカード会社、銀行によってローンの金利は異なります。

銀行系カードローンは比較的金利が安く、消費者金融系は少し金利が高い傾向があります。

そのため借金を返済していく順番としては、金利の高い消費者金融系の借金の完済を目指したほうがいいです。

まんべんなく借金を返済していくよりも金利の高いところの返済を集中させることで、トータルで支払う利息を減らすことができます。

なので、今一度借金状況をチェックしてどこ借金が一番金利が高いのかをチェックしましょう。

・繰り上げ返済で早めに完済する

生活費を節約し支出を減らし、副業などをして収入を増やしていくと、徐々にお金に余裕が出て貯金ができてきます。

万が一の出費のために一定金額を取っておくことも大事ですが、借金返済に使うことも大事です。

借金の返済期間が長引けば長引くほど、合計で支払わなければいけない利息の金額は増えていきます。

どの借金の場合でも繰り上げ返済を受け付けているので、ある程度貯金がたまった時点でまとめて返済することをお勧めします。

早めに完済することで支払う利息を減らすことができます。

・おまとめローンを使う

複数の消費者金融やカード会社から借金をしている場合、それをおまとめローンで一つにまとめると金利を安くすることができます。

金利は借金額によって変更される仕組みになっています。

例えば30万円を4社から借りている状態よりも120万円を1社から借りている状態のほうが金利が安くなります。

ただおまとめローンを使うときの注意点としては、借金をまとめても毎月の返済額までも減らしてはいけません。

毎月の返済額を減らすことができれば、日々の負担は軽くなるかもしれません。

しかしそれによってトータルで支払う利息の金額は増えています。

毎月の支払額を減らすためではなく、借金返済と一緒に考えてください。

4.合法的に借金額を減らして返済する方法があるって本当?

以上のような方法を使っても借金額を減らすのが難しいという場合には合法的に借金を減らす方法を使って借金返済をするという手段が残っています。

その方法というのが債務整理です。

債務整理を行うことで借金額を減額して返済を行うことができたり、借金を全額免除されて返済の必要がなくなったりすることができるんです。

一言で債務整理と言ってもいくつか種類があるので紹介してきます。

・任意整理の特徴とは?

任意整理を行った場合のメリットとしては以下のようになっています。

  • 引き直し計算による借金減額効果
  • 将来利息のカット
  • 遅延損害金のカット
  • 3~5年での分割払いでの返済

2010年よりも前に一度でもお金を借りた経験がある場合、利息制限法を超える金利であるグレーゾーン金利でお金を借りていた可能性が高いです。

この場合には過払い金が生じているので、任意整理で引き直し計算をすることで借金を減らして返済することができます。

また過払い金が発生していない場合でも、将来利息をカットして借金を返済することができます。

消費者金融やカードローンの金利はとても高いので、利息がカットされるだけでも借金返済はだいぶ楽になります。

借金額にもよりますが、100万円以上の減額効果が出ることもあります。

債務整理をする人の多くがこの任意整理で借金を返済しています。

3~5年の分割払いで借金が返済できそうであれば、弁護士に依頼して任意整理をすることをお勧めします。

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借金がどれくらい減るのか気になる場合は試しに使ってみてください。

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・個人再生の特徴とは?

個人再生を行った場合のメリットとしては以下のようになっています。

  • 借金額を5分の1にできる
  • 将来利息や遅延損害金のカット
  • 3~5年の分割払いでの返済

任意整理は債権者(お金を貸した会社)と弁護士の交渉によって借金の返済内容を決めますが、個人再生の場合は裁判所を通します。

そのため借金を大幅に減額できるという強いメリットがあります。

例えば、500万円の借金がある場合は個人再生を行うと100万円まで借金を減額できるのです。

ちなみに個人再生をするときには基本的にはすべての借金が対象となります。

ただ例外として住宅ローンだけは外すことができるので、個人再生では持ち家を守りながらも借金を大幅に減額させることができます。

・自己破産の特徴とは?

自己破産は最も有名な債務整理の方法です。

多くの人が知っていると思いますが、すべての借金を0にすることができます。

債務整理の中で最も強力な借金整理方法となっています。

ただ借金を0にできる反面、自分の財産も手放さなければいけません。

手持ちの財産がほとんどなく、どう頑張っても借金返済できないという場合には自己破産を選ぶことになります。

・どの債務整理方法がベストなのか?

どの債務整理の方法を選ぶべきなのかは、あなたの借金状況や収入状況によって変わってきます。

ある程度の収入がある場合であれば、任意整理で借金を返済することが可能です。

病気などで働くことができず、借金の返済もできないという場合には自己破産になるかと思います。

ただどの債務整理方法で借金を整理するかは難しい問題でもあるので、一度弁護士や司法書士に相談してみることをお勧めします。

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もちろん使ったからと言って必ず債務整理しなければいけないというわけではありません。

借金がどれくらい減るのか気になる場合は試しに使ってみてください。

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