ブラックリストに載る基準を公開!延滞・滞納でも大丈夫な場合も

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  • どれくらいの期間延滞・滞納するとブラックリストに載る?
  • 延滞・滞納の回数は何回でブラックリストに載る?
  • ブラックリストに載る基準や条件とは?
  • 借金の返済を1回でも延滞・滞納するとブラックリストに載るのか?

など気になることがあると思います。

そこでこの記事ではブラックリストに載るケースと載らないケースを具体的に紹介していきます。

1.ブラックリストに載る基準とは?具体的なケースを紹介!

ブラックリストに載る基準としっかりと把握している人は少ないと思います。

ブラックリストに載る基準は決まっており、具体的には以下のようなケースがあります。

  • クレジットカードやローンの長期滞納した場合
  • クレジットカードやローンの繰り返し延滞した場合
  • 債務整理を行った場合
  • 携帯電話の料金を滞納している場合
  • クレジットカードやローンの規約に違反した場合

・クレジットカードやローンの長期滞納した場合

消費者金融やカードローン、クレジットカードすべてにおいて、ブラックリストに載るタイミングは滞納日から61日以上経過した場合です。

例えば、2月25日の支払いを滞納した場合、4月25日以降はブラックリストに載ってしまいます。

長期滞納している人は借りたお金を返済しない人ということで、ブラックリストに載ります。

ただ厳密には、それぞれの会社ごとに対応が異なります。

場合によっては3か月ほどはブラックリストに載らないこともあります。

2~3か月滞納し続けるととブラックリストに載ってしまうので早めに滞納を解消することが大切です。

・クレジットカードやローンの繰り返し延滞した場合

延滞を何回も繰り返している場合は、1か月の滞納でブラックリストになる可能性もあります。

例えば、2か月滞納したが支払う、2か月滞納して支払う…という風に何回も「滞納しては支払う」というのを繰り返していると危険ということです。

はっきり言って、何回も滞納する人を信用できませんよね?

延滞回数の基準は3回以上です。

1日でも返済に遅れれば、信用情報に延滞の情報が載ります。

その延滞情報が2回未満であれば、まずブラックリストに載ることはめったにありません。

しかし、3回以上になるとブラックリストに載る可能性が高くなります。

 

ただ何回でブラックリストに載るのかは、会社の対応によって異なります。

またどれくらいの期間で滞納を繰り返しているのかによっても変わります。

例えば、連続で3回支払いに遅れた場合には、ブラックリストに載る可能性が高いです。

しかし、8か月に1回くらいのペースで支払いに遅れた場合であれば、ブラックリストに載る可能性は低いです。

 

何回も支払いに遅れてしまった場合、ブラックリストに載っているかどうかは各信用情報機関で確認するしかありません。

情報開示の手続きについて詳しくはそれぞれのホームページに書いてあります。

JICCの情報開示の手続き方法について

CICの情報開示の手続き方法について

全銀協の情報開示の手続き方法について

似たような情報が載っているので、クレジットカードやカードローンの支払いの滞納については「JICC」か「CIC」のどちらから一つを確認すれば大丈夫です。

・債務整理を行った場合

債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・特定調停)を行った場合には、ブラックリストに載ります。

債務整理を行うと借金を減らせますが、クレジットカード会社やローン会社に損害を与えることになります。

そういった会社に損害を与えるような人にお金を貸したくありませんよね。

また債務整理を行ったということはお金の管理ができず金銭感覚が甘い人になります。

貸し渋るのが当然だと思います。

・携帯電話の料金を滞納している場合

携帯電話の料金を滞納している場合には、携帯ブラックになります。

au、docomo、softbankの3キャリアでは滞納者情報を共有しており、滞納している間は携帯電話の新規契約や機種変更ができません。

また携帯やスマホ本体を割賦・分割払いで購入している場合に滞納すると、信用情報機関のブラックリストにも登録されます。

携帯料金の滞納の場合には、2つのブラックリストに載る可能性があるので注意してください。

携帯電話料金のブラックリストについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

☆関連記事

ブラックリストでも携帯やスマホの購入・機種変更する方法!

・クレジットカードやローンの規約に違反した場合

めったにないケースですが、クレジットカードやローンの規約に違反した場合、強制解約となります。

強制解約となった場合もブラックリストに載ります。

具体的にどんなことをすると規約違反になるのかと言いますと

  • 嘘の申し込み内容で申し込んだのがバレた場合(年収や勤務先などを偽る)
  • クレジットカード現金化を使う

などのケースがあります。

これは普通に使っていれば違反することはまずないと思います。

☆関連記事

ブラックリストに載っている期間とは?消す方法はあるの?

2.勘違いしている人が多い!ブラックリストに載らないケースを紹介!

・短期間の延滞した場合

基本的に1か月以内に延滞・滞納を解消すればブラックリストには載りません。

例えば、うっかり支払いを忘れて数日遅れてしまった程度では問題ありません。

その人たちもブラックリストに入れていたら、お金を貸す相手もいなくなってしまい、会社の利益が減ってしまいますからね。

ブラックリストには載らないのですが、信用情報機関に延滞の情報は付きます。

年に1回程度の延滞の情報であれば、ローンの審査やクレジットカードの作成の審査にはそれほど影響しません。

一度滞納してもそれ以降の支払いをきちんと行っていれば、特に問題はありません。

年に2回の延滞の情報があると審査にマイナスの影響を及ぼすので、注意してください。

・過払い金返還請求をした場合

過払い金返還請求を行うとブラックリストに載るからやりたくないという人がいます。

しかし、過払い金をもらえるような状態であれば、ブラックリストには載りません。

過払い金をもらえるということは本来であれば借金がないわけですから、会社に不当な損害を与えるわけではありません。

昔は「契約の見直し」という形で信用情報機関に記録が残ったみたいですが、今はそれもなくなりました。

ただし、過払いがあっても借金を0円にできない場合には、任意整理となってブラックリストに載ってしまいます。

もし過払い金がある可能性があるなら、こちらの借金減額シミュレーターで調べてみることをおすすめします。

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・公共料金や税金、NHK料金や家賃の支払いを滞納した場合

電気・ガス・水道などの公共料金や税金、NHK料金、家賃などの支払いを滞納しても、ブラックリストには載りません。

これらは信用情報機関に加盟していないので、情報の登録も参照もできません。

クレジットカードやローン関係の延滞のみに気をつければ大丈夫です。

ただし注意したいのは、クレジットカードを使って料金を払っている場合です。

公共料金やNHK料金などの支払いが重く、クレジットカードの支払いができなかった場合、ブラックリストに載る可能性があります。

公共料金やNHK料金を滞納するからというのではなく、クレジットカードの支払いができないため載るわけです。

コンビニ払いなどであれば、滞納してもブラックリストのは載りません。

3.どうしても借金の返済ができない場合の対処方法とは?

延滞・滞納が一時的なもので、支払うことが可能であれば問題はないのですが、返済するお金が全くなくて困っているという場合もあるでしょう。

その場合には、弁護士に債務整理について相談をすることをお勧めします。

 

債務整理をすることで借金を減らすことができるので、確実に今の状況を改善することができます。

借金で苦しむよりも債務整理をして、借金を自分で返済可能な借金額にする方が快適な日常生活を送ることができます。

 

債務整理を行うとブラックリストに載ってしまいますが、お金が借りられなくなったりクレジットカードが使えなくなったりするだけです。

現金を使えば、買えないものはないので、それほど日常生活で困らないでしょう。

数年経てばブラックリストからも消えるので、クレジットカードを持つこともできます。

返済に困ってどうしようもない場合は、弁護士に相談をして解決してもらいましょう。

 

とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。

そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。

匿名無料でいくら借金が減るかなどを弁護士に相談することができます。

利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。

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