個人再生後いつから自動車ローンや住宅ローンを組める?完済後?

 

個人再生後 ローン

  • 個人再生後いつから自動車ローンを組めるのか?
  • 個人再生後いつから住宅ローンを組めるのか?
  • 個人再生後に完済したら新しく住宅ローンを組めるのか?
  • 個人再生後に住宅ローンに通った人の条件とは?

など気になることがあると思います。

そこでこの記事では個人再生後のローンについて詳しく説明していきます。

1.個人再生後いつから住宅ローンを組めるのか?

個人再生後いつから住宅ローンを組めるのかと言いますと、少なくとも信用情報機関から事故情報が消えない限り難しいです。

信用情報機関に事故情報が載ることをブラックリストに載るとも言います。

信用情報機関は3つあり、それぞれから情報が消えるタイミングとしては

  • CIC:載らない
  • JICC:5年
  • 全銀協:10年

となっています。

住宅ローンを組むときには銀行で借りるわけですが、銀行は全銀協の信用情報もチェックしています。

そのため個人再生をしてから10年経たないと住宅ローンを組むことはできません。

仮に個人再生の借金を完済しても、まだ3年しか経過していないので、住宅ローンを組むことはできません。

・個人再生後10年経過しても住宅ローンを組めない場合も

住宅ローンはクレジットカード以上に審査が厳しいので、ブラックリストから完全に消えないと無理ですね。

住宅ローンは、リスクがあまりない人に長期的にお金を貸して銀行が儲けるものです。

個人再生をしなければいけないような生活を送っている人にお金を貸したら銀行が大損する可能性が高くなります。

そのためブラックリストに載っているような人は住宅ローンを組むことができません。

 

また仮にブラックリストから情報が消えたとしても、信用情報がきれいすぎるという理由で審査が通らないこともあります。

現代社会で生きていれば、最低でもクレジットカードを使っているのが普通です。

ある程度の年齢以上になれば、何らかのローンを組んでいる人の方が多いと思います。

そういった情報が一切ないのにいきなり住宅ローンを借り始めるというのは、銀行としては怪しく感じるわけです。

なので、ブラックリストから消えた直後に住宅ローンの審査に出すよりも、クレジットカードを利用する、小さな借金をして完済するなどの実績を作ったほうがいいです。

クレジットカードやローンを組んで真面目に返済することで、信頼も回復できます。

最大の難関である住宅ローンを将来的に借りたいという場合には、あえてクレジットカードを作ったり自動車ローンを組んだりするのも一つの手です。

しかし、返済が遅れては再びブラックリストに情報が載るだけなので、クレジットカードの使い過ぎやローンの借り過ぎには十分に気を付けてください。

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2.個人再生後いつから自動車ローンを組めるのか?

自動車ローンも個人再生をしてから、5~10年間は組むことができません。

ただ住宅ローンと違う点としては、銀行系以外のところで自動車ローンを組むことができるという点です。

銀行系以外ローン会社やディーラー系であれば、チェックしている信用情報機関がCICやJICCだけという可能性もあります。

そのため個人再生をしてから5年間で自動車ローンを組むことができる場合もあります。

 

また住宅ローンと比べると、借りる金額が小さいので、住宅ローンよりも審査に通りやすくなっています。

住宅ローンが無理だった場合でも自動車ローンなら審査が通ることもあるので、あきらめずにチャレンジするといいでしょう。

個人再生後に自動車ローンでの車の購入方法については「債務整理後に自動車ローンの審査を通すコツ」で詳しく解説しています。

3.個人再生後いつからカードローンやキャッシングを利用できるのか?

住宅ローンや自動車ローンと比べてお金を借りやすいのが、カードローンやクレジットカードのキャッシングです。

個人再生後にお金が足りなくなって、緊急的に使いたいという場合も出てくるかと思います。

個人再生後どれくらい経てば、カードローンやキャッシングを利用することはできるのでしょうか?

結論を言いますと、5年経てば利用できるところが多いです。

消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシングの場合、加盟している信用情報機関はCICもしくはJICCとなります。

CICやJICCでは事故情報が載っている期間は5年間なので、これを過ぎれば個人再生をしたことが分からなくなるので、カードローンやキャッシングを利用できる可能性が高いです。

ただ注意したいのは、個人再生で減額したカードローン会社やクレジットカード会社は利用できないということです。

個人再生の整理しなかったところに申し込むようにしましょう。

・まとめ

個人再生をしても住宅ローンや自動車ローンを永遠に組むことができなくなるわけではありません。

一定の期間が過ぎれば、個人再生をしていてもローンを組むことができます。

特に住宅ローンは審査が厳しいので、他のところで借金額が多くても、審査が通りません。

それなら債務整理をして借金を減額して、借金を完済したほうが将来的にローンの審査に通りやすくなります。

任意整理であれば最大で5年間しかブラックリストに載らないので、任意整理で借金を整理するという手もあります。

どういった方法で借金を整理するかを含めて、一度弁護士に相談してみることをお勧めします。

 

とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。

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