- フリーターやパートでも債務整理を行うことはできるのか?
- フリーターやパートが任意整理を行うときの注意点とは?
- アルバイトでも働いていれば、個人再生を行うことはできるのか?
- 自己破産をするときフリーターやパートの仕事に影響は出るのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事ではフリーターやパートの債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)について詳しく説明していきます。
1.アルバイトやパートでも債務整理はできるのか?
カードローンや消費者金融でお金を借りるのは、アルバイトやパートでもできます。
そのためついお金を借り過ぎてしまい借金が膨らむことも少なくありません。
ただアルバイトやパートでも債務整理をすることはできるのでしょうか?
債務整理を行うには、特に資格や審査があるわけではありません。
なので、アルバイトやパートでも問題なく債務整理を行うことができます。
そもそも債務整理には借金で困っている人を救うという目的があるので、職業による制限があるわけではないんです。
誰でもできるものとなっています。
ただし、債務整理の種類のよって利用できる条件が異なるので、場合によってはアルバイトやパートでは手続きができない場合もあります。
そこで債務整理を行うときの条件を詳しく説明していきます。
2.任意整理や個人再生の場合はアルバイトやパートの安定した収入が必要!
債務整理は誰でも行うことができますが、任意整理や個人再生を行う場合は注意点があります。
それは「3年で借金を返済する」ことが原則となっているという点です。
任意整理を行った場合は、将来かかる利息がカットできます。
元本の返済だけで済むようになるのですが、それを3年で返済するのが一つの目安になっています。
また個人再生の場合は、およそ借金を5分の1に減らすことができます。
その減らした借金を原則3年で返済するという感じです。
つまり、任意整理後・個人再生後に「借金を3年で返済できるくらいの収入は必要」というわけです。
一応交渉をすることで3年から5年に返済期間を延ばすことができるので、厳密に3年間で返済できるだけの収入がある必要はありません。
しかし、任意整理や個人再生では借金をチャラにするわけではないので、安定した収入がある必要があります。
借金の返済にお金を使っても生活していけるだけの金銭的な余裕がある必要があります。
アルバイトやパートでも働いているので、十分に資格はあります。
しかし、あまりに借金額が多い場合には任意整理や個人再生の手続きができない可能性もあるので注意しましょう。
・個人再生は本人の収入のみで判断される
特に注意をしたいのは個人再生です。
個人再生の場合、申立者本人の収入で返済できるかを裁判所は判断します。
例えば、妻がパートで働いているが、その収入では返済が難しい場合があるとします。
夫婦であれば夫の収入もあると思うので、それを使えばいいと思うかもしれません。
しかし個人再生の手続きでは、申立者本人の収入だけが判断材料となります。
もし収入が足らずに返済できる見込みがないと判断された場合は、不許可になってしまいます。
ちなみに任意整理の場合は、夫の収入を使って返済することも可能です。
収入状況によって利用できる債務整理の方法も変わってくるので、一度弁護士に相談することをお勧めします。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。
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利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。
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3.アルバイトやパートの収入では返済できない場合は自己破産を
任意整理や個人再生をしても借金が返済できそうにない場合には、自己破産も検討したほうがいいです。
自己破産をすることで借金をチャラにすることができます。
これはアルバイトやパートの人はもちろん、専業主婦や無職の人でも手続きができます。
自己破産というとネガティブなイメージを持っている人が多いですが、国に認められた制度です。
それに借金返済で苦しんでいるよりも、思い切って自己破産したほうがその後の人生が楽になります。
フリーターやパートとなると、それほど収入が多いわけではないので、任意整理や個人再生をしても自力で借金を返済できない可能性もあります。
無理に任意整理や個人再生を行っても、途中で返済ができなくなれば、結局自己破産することになります。
それなら最初から自己破産をしてしまったほうがいいと思いませんか?
どうしても返済できないほど借金が膨らんだ場合には、自己破産も検討しましょう。
ただどんな債務整理の方法で借金を減らすかは、あなたの状況によって異なります。
まずはこちらの借金減額シミュレーターでどれくらい借金が減るかを調べることをお勧めします。