クレジットカードのリボ払いは債務整理できる?ショッピングも対象?

債務整理 クレジットカード

  • クレジットカードのキャッシングのリボ払いは債務整理できるのか?
  • クレジットカードのショッピングのリボ払いは債務整理で減額できるのか?
  • 債務整理でクレジットカードのショッピング枠を整理する場合の注意点とは?
  • クレジットカードのキャッシングを債務整理する場合の問題点とは?

など気になることがあると思います。

そこでこの記事ではクレジットカードの債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)について詳しく説明していきます。

1.クレジットカードのショッピング枠のリボ払いによる借金は債務整理できる?

クレジットカードのリボ払いで返済していると、いつの間にか借金が増えていることが多いです。

問題なく返済できているけど溜まった借金を返済できる気がしないという状態に陥っている人は案外います。

年率15%と高い金利が取られているので、そのまま放置していると借金が膨れ上がってしまうことが多いです。

後回しにすればするほど、借金状況は悪化していくので債務整理を検討するのは正しい選択だと思います。

しかしクレジットカードのリボ払いでも債務整理をすることはできるでしょうか?

 

ショッピング枠のリボ払いによる借金でも債務整理をすることができます。

任意整理、個人再生、自己破産とどの債務整理でも借金を整理することができます。

 

リボ払いはショッピング枠での利用なので、借金という感じがしませんが、れっきとした借金です。

例えば、最初20万円のショッピングをして毎月3万円の返済をしていた

あとから追加でお金を借りて合計50万円になったが、毎月の返済額は3万円のまま

というのがリボ払いの特徴です。

なので、リボ払いで支払っているショッピング枠も債務整理の対象となります。

・リボ払いの場合は任意整理がおすすめ

ショッピングのリボ払いによる借金の返済で悩んでいる場合にはとりあえず任意整理を検討するのがおすすめです。

任意整理を行うことで

  • 将来利息がカットされて完済しやすくなる
  • 無理のない返済プランが立てられる
  • カード会社からの取り立てが止まる

などのメリットがあります。

 

ただ任意整理を行うにはデメリットがあります。

  • 5年間はクレジットカードが使えなくなる
  • 5年間は新しい借金ができなくなる

などのデメリットがあります。

ただこれらのデメリットは返済を滞納しても起こるデメリットになっています。

もうすでに滞納してしまっているのであれば、実質的に任意整理をするデメリットはなくなりますね。

いずれの債務整理の方法にしても、債務整理を行えば借金の返済が楽になります。

もし借金の返済に困っているのであれば、一度弁護士に相談してみることをお勧めします。

 

とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。

そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。

匿名無料でいくら借金が減るかなどを弁護士に相談することができます。

利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。

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2.クレジットカードのキャッシングも一緒に債務整理できる!

クレジットカードにはキャッシング機能がついていることが多いです。

キャッシングでお金を借りた場合もリボ払いで返済している人は多いです。

その借金も債務整理をすることができるのでしょうか?

結論を言いますと、クレジットカードのキャッシングも債務整理はできます。

ショッピング枠のリボ払いでもキャッシングのリボ払いでも、両方とも借金にあたるので債務整理をすることができます。

3.リボ払いの借金を債務整理するときの注意点

・購入した商品の返還要求される場合もある

ショッピング枠のリボ払いによる借金でも問題なく債務整理をすることができます。

ただ1点だけ注意点があります。

それはショッピング枠を使って購入した商品を返還要求される可能性があります。

クレジットカードの契約書には「支払いが終わるまで商品の権利はクレジットカード会社にある」と書いてあります。

参考)楽天カードの規約

そのため債務整理で残りの借金を返済しないとなると、商品の返還を要求される可能性があります。

少額の商品や消耗品などは返還要求はないですが、ブランドバッグや時計などの高級品の場合は返還を要求される可能性があるので注意してください。

 

特に個人再生や自己破産を選択すると、借金を大幅に減額したり、チャラにしたりするので、この可能性が高くなります。

任意整理であれば利息のカット程度でカード会社にそれほど損害があるわけではないので、要求される可能性は低くなります。

・キャッシング枠とショッピング枠を分けて債務整理できない

キャッシング枠のリボ払いの借金を債務整理するときには、1つ注意点があります。

それはショッピング枠と分けて債務整理をすることができないという点です。

 

今後もショッピング枠を使って買い物をしたいから、キャッシングの方だけ債務整理をしたいというのは基本的には難しいです。

任意整理であれば借金を整理する相手を選べるのですが、債権者単位になります。

ショッピング枠とキャッシング枠と別の借金になりますが、結局は同じクレジットカード会社なので、まとめて交渉することになるのです。

 

そもそも債務整理をしてしまうとクレジットカードが5年間使えなくなります。

仮にキャッシングだけ債務整理しても、クレジットカードが使えなくなることによりショッピングもできなくなります。

なので、ショッピング枠の借金もあるなら下手に分けるのではなくまとめて債務整理をしたほうがいいです。

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