- 債務整理中の連絡で債権者から郵便物が届くことはあるのか?
- 債務整理中に郵便物で家族に借金がバレることはあるのか?
- 債務整理で弁護士とのやり取りを郵便で済ませることはできるのか?
- 家族にばれないように債務整理する方法は?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では債務整理と郵便について詳しく説明していきます。
1.裁判所や債権者から郵便物が届いて借金がバレることはあるのか?
債務整理をするとき家族にばれたくないという人は多いです。
借金そのものを隠している人も多いので郵送方法には気を付ける必要があります。
郵便物が家に届いたせいで家族にばれてしまうということは十分にありうることだからです。
消費者金融やカードローンなどの貸金業者の返済が滞ると、連絡が来ます。
電話で支払いを要求してくることもありますが、督促状などを自宅に送ってくる場合もあります。
自宅に郵便物が届くと、一緒に住んでいる家族に借金がバレてしまいます。
外から見ただけでは分からないものでも、郵便物を開封してしまう可能性がありますからね。
さらに滞納を続けていると裁判所から訴状が届くこともあります。
・債務整理をすれば裁判所や債権者から郵便物が届くことがなくなる
返済を滞納していると思わぬ形で借金が家族にばれるということもあるのですが、債務整理をすれば、取り立てが止まります。
債務整理を弁護士に依頼すると受任通知が貸金業者に送られて、債務者に取り立てることができなくなります。
債務者と債権者の間に弁護士が入る形になるので、連絡をする場合には弁護士を通して連絡することになるのです。
つまり債務整理をすれば債権者からの郵便物が届くことはありません。
また個人再生や自己破産といった裁判所での手続きでも郵便物は弁護士に送られてきます。
なので、裁判所からの郵便物も心配する必要はありません。
ただ注意したいのは滞納し始めてから弁護士に依頼をする場合です。
弁護士が受任通知を送っても行き違いで業者から督促状が届く場合があります。
なので、家族にばれたくない場合は、早めに弁護士に債務整理の相談をしたほうがいいです。
返済が苦しい状況にあるなら、とりあえず借金減額シミュレーションを使っていくら借金が減るのかだけでも調べることをお勧めします。
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2.債務整理を依頼した弁護士からの郵便物で家族にばれることはあるの?
債権者からの郵便物で家族にばれる心配はなくなるのですが、気を付けなければいけないのが弁護士からの郵便物です。
弁護士とのやり取りをするときに毎回会う必要はなく、郵便や電話でのやり取りで手続きを進めることになります。
一般的に弁護士から郵送で送られてくる可能性があるのは
- 委任契約書
- 和解契約書
- 弁護士費用の請求書
- 再生計画書
などです。
こういった郵便物が家に届くと家族から不審がられる可能性が高いです。
特に「弁護士事務所」なんて名前が入った郵便物を見たら「何かやったのではないか?」と疑ってくる可能性が高いです。
また場合によっては封を開けられて中身をみられる可能性もあります。
なので債務整理を依頼した弁護士からの郵便物のせいで家族にばれてしまう可能性もゼロではありません。
ただ家族にばれたくないということを弁護士に伝えることで、バレにくくすることができます。
3.債務整理を依頼した弁護士からの郵便物で家族にばれないようにする方法
弁護士は結構デリケートな問題を扱うことも多いので、こちらからお願いすれば家族にばれないように協力してもらえます。
例えば、
- 差出人名を個人名にして送ってもらう
- 弁護士事務所名が入っていない無地の封筒を使って送ってもらう
など郵送方法を工夫することで外から見ただけでは内容が分からないようにしたり、家族が勝手に封を開けたりする確率を下げることができます。
ただこういった郵送方法では絶対にばれないというわけではありません。
もし絶対にばれたくないのであれば
- 郵便局留めにしてもらう
- 直接受け取りに行く
という方法がおすすめです。
このように工夫をすれば家族にばれずに借金を債務整理することができます。
ただ家族に知られたくないことを弁護士に伝えないと、こういった対応をとってもらえないので注意してください。
返済が苦しい状況にあるなら、とりあえず借金減額シミュレーションを使っていくら借金が減るのか専門家に聞くことをお勧めします。