- 【名前】佐々木明則
- 【性別】男性
- 【年齢】32歳
- 【職業】会社員
- 【住んでいる場所】北海道函館市
- 【借金額】130万円
- 【どこからお金を借りたか】レイク
- 【借金の理由】足りなかった生活費の補填ため
- 【何を滞納したのか】毎月の最低返済額を度々滞納しました
借金を抱えたまま失業したときのこと
2011年の8月に勤務していた会社の経営状態が悪化したことで給料が遅配になり、やむを得ず消費者金融からキャッシングをしました。
給料が支給されなかったことで急遽、生活費を工面しなければならなかったからです。
最初に消費者金融でキャッシングした金額は10万円。
しかし、そこから少しづつ借金が増えていくことになるとは予想もしていませんでした。
とにかく給料がしっかり支給されるまでの辛抱だと思っていたのです。
しかし、残念ながら給料が支給されることのないまま、勤務していた会社は倒産してしまいました。
その後の生活の見通しも立たないままに、失業することになったのです。
失業してしまったとはいえ、消費者金融への借入を返済しなければなりません。
そのため、アルバイトで僅かな収入を得ながら求職活動をする日々を過ごしていました。
すぐに新たな仕事が見つかればよかったのですが、なかなか再就職することができず、アルバイトの収入だけで食いつなぐ毎日。
生活費を確保することもままならず、借金の返済をすると同時に、新たなキャッシングをするようになっていきました。
返済しては借り、借りては返済するという悪循環です。
借金の金額は恐ろしいスピードで膨れ上がっていきました。
当然、借金が増えれば返済しなければならない金額も多くなっていきます。
もともと生活費が足りなかった生活をしていただけに、返済金額が多くなっていくのは本当にきつかったです。
結局、生活費を補填するためにしていた借金も、気づいたときには借金の返済をするための借金になっていました。
完全なる自転車操業です。
当初は何とか借りては返すの繰り返しで乗り切っていましたが、次第に返済が滞りがちになり、消費者金融から督促されることも多くなっていました。
もはや生活もままならないほど追い詰められており、精神的にも本当に追い詰められていきました。
毎月の返済をすることだけに必死になっていて、再就職のための就職活動もままならずにいました。
とにかく目の前の借金返済のために、少しでもアルバイトをしなければならないという気持ちでした。
それでも生活は苦しいままで、借金を完済する見通しもないままでした。
この時点での借金総額は130万円にまで膨れ上がっており、もう自力での返済は不可能なほどでした。
毎月返済をするだけでアルバイトで得られる僅かな収入は消えてしまい、生活そのものが立ち行かなくなってしまっていたのです。
「もう自己破産しかない」という気持ちで、弁護士に相談することにしました。
弁護士からは自己破産の他に、債務整理でも借金問題の解決ができるという説明を受けました。
自己破産にすべきか、債務整理をすべきか迷いましたが、借金の返済額が減額されれば返済は不可能ではないという気持ちから債務整理をすることに決めました。
借金を踏み倒すような気がするため、自己破産には心理的な抵抗があったのです。
できれば借りた分は返したいという気持ちがあったからです。
弁護士に債務整理の依頼をしてから2ヶ月半くらい経って、やっと債務整理が成立しました。
総額130万円あった借金が、40万円まで減額されたのです。
そして毎月の返済も2万円を2年間かけて返済するということで消費者金融側と話が着きました。
現在、債務整理を行ってから約3年が経ちます。
残った借金は昨年すべて完済することができました。
もし債務整理をしていなかったら、今もまだ借金で悩んでいたかもしれません。
債務整理を行ったことで、借金の問題を解決することができました。
債務整理をして借金の問題から解放され、昨年無事に再就職することができました。
すべては債務整理をすると決めたことによって、道が開けていったと思っています。
管理人からのコメント
不況の影響で勤めている会社の業績が悪化し、収入が減るケースは多いですね。
収入が減るだけならまだしも、この方は不運にも会社が倒産してしまったようです。
そういった状況から仕方なく借金をすることになったみたいですね。
生活に困っていると、なかなか借金を返済することができないですよね。
本当にお金に困ったら生活保護という手もあります。
その場合は、借金をなくす必要があるので、弁護士に相談をするのがいいでしょう。
借金のことで悩んでいる場合は、とりあえず弁護士に相談をして、解決策を教えてもらいましょう。