- 【名前】鈴木健太
- 【性別】男性
- 【年齢】25
- 【職業】飲食店従業員
- 【住んでいる場所】鹿児島県枕崎市
- 【借金額】200万
- 【どこからお金を借りたか】アコムやプロミスなどの消費者金融 計7社
- 【借金の理由】ギャンブル
過払い金返還請求の体験談
だいぶ以前の事ですが多重債務で首が回らない状態が何年も続き必死に働いて5年くらいかけて完済しましたが、その後の債務整理で過払い金返還請求をした実体験を話して参ります。
当時は年収400万ほどありまして正社員としてカラオケで勤務しておりました。
友人が消費者金融からお金を借りていましたので誘われる形で人生で初めてのキャッシングをしました。
即日融資で10万もの大金が手に入ったことに喜びの声をあげた事は今でも覚えています。
当初は生活費や交際費に充てていましたがギャンブルという趣味が私にはありまして次第に軍資金に充てるために借金をするようになってきました。
負けては2社、3社とつまみを繰り返し段々と借金の額だけが膨らみ結果200万の借金だけが残ったというわけです。
今でこそテレビCMや広告で過払い金と言う言葉をよく耳にはしますが、当時はそんな事は知る由もなくまた家族や親戚にも誰にも相談できずにずっと一人で悩みを抱え込んでいました。
返済期間中は毎月の利息分だけを払っているような状況で元金は僅かほどしか減らず、グレーゾーン金利が適用されているど真ん中でしたので、相当のまとまったお金が用意できない限りは出口の見えないアリ地獄といっしょでもがいてももがいても借金地獄からは抜け出すことが出来ませんでした。
結果、家族にも借金がある事もバレましたし最後の方は土下座して親に泣きついて、5年近くの歳月を経てやっと完済できたという恥ずかしい過去がありました。
これから数年後、武富士が会社更生法適用で倒産したというニュースを見て、その頃になってようやく過払い金の存在を確認したわけです。
武富士からも100万融資していましたので数日後一通の書類が送られてきてその内容を見ると64万円の過払いが認められましたとの事でした。
そして第1回目の返還ではたった2万円の返還がありました。
怒りが満ちてきたと同時に武富士以外からもしかしたら過払い金があるかもと思い、ネット検索し司法書士事務所に無料相談に行って見ることにしました。
無料面談で借り入れがあった社名、借り入れした金額、借り入れしていた期間を申し出るとやはり過払い金が発生しているとの事でした。
うち1社は過払い金を請求できる期間が1ヶ月だけ過ぎていたためにその1社だけはリスとから外される事を余儀なくされました。
こんな事になるならなぜ必死で返済していた当時に相談すれば良かったと思いながらも、無料面談終了後に契約という形を取り手付け金として切手代や諸経費分の3千円を支払って、過払い金請求とはの冊子と契約書を受け取り全てをお任せすることにしました。
過払い金請求を自分でやる方もいるみたいいですが、相応の知識と時間、経費がかかりますしエクセルなどの表計算の数字を見ただけで頭が痛くなりそうでしたので法律のプロの司法書士事務所にお任せすることに決めました。
半年から1年という長い期間でみていましたのでたまに進捗状況を電話で確認するくらいで自分では何もしなくて良かったので本当に助かりました。
依頼して1年くらい経過した頃和解できた業者や控訴しなかった業者分の1回目の返還があり約20万円が返ってきました。
またその半年後に40万の返還があり計60万のお金を取り戻すことに成功しました。
もちろん印紙代などの諸経費や過払い金返還成功報酬として2%ほどは差し引かれていましたがお金を取り戻すことが出来た事には大変満足していますし事務所の皆さんにも感謝しています。
以上がもう二度と味わいたくない辛い返済期間の状況と債務整理で過払い金請求を司法書士事務所に依頼してお金を取り戻す事が出来たという体験談となります。
管理人からのコメント
過払い金返還請求は最終取引から10年以内であれば、可能です。
その期間を過ぎてしまうと、どんなに過払いが発生していても、取り戻すことはできません。
発生しているかどうか分からない場合は2007年よりも前に借金をしたことがあるかどうかを基準にしましょう。
2007年よりも前の場合は、過払い金が発生している可能性が高いです。
過払い金が発生しているのであれば、せっかくですから取り戻しましょう。