アコム・プロミスの自己破産体験談【東京都・260万円】

  • 【名前】木下 徹
  • 【性別】男性
  • 【年齢】28歳
  • 【職業】自営業
  • 【住んでいる場所】東京都渋谷区
  • 【借金額】260万円
  • 【どこからお金を借りたか】アコム、プロミス、知人友人
  • 【借金の理由】生活費や事業経費
  • 【何を滞納したのか】家賃、借金返済

自己破産からの再スタート

私は、東京の渋谷区に住んでいました。

そこでは会社員をしていたときのスキルを活かしてデザインや印刷の仕事で企業使用と思い創業計画をたてていました。

知人の会社経営者が融資を検討してもいいとの事だったので、まずはそこを目標に計画を進めました。

提案や融資相談まではいったのですが結局は融資はおりませんでした。
しかし、そこの会社から仕事の案件をもらったりして個人での独立した形での営業を考えました。

2年ほどは仕事にも恵まれ忙しいながらも細々と自営業を続けていましたが、大きな案件を頂いていた先輩の会社が企業方針を変え個人事業主とは契約をしないという方針転換を通知されてから業績が落ち、生活費や仕事の運転資金として、消費者金融にお金を借りるようになりました。

仕事は続けていたのですが入金が出て行くお金を大きく上回る事が2年ほど無く借金が膨らんでいきました。

 

消費者金融からお金を融通してもらえないくらいの額になると、友人知人から少しずつお金を借りていきました。

それでも何とか生活が出来ていて仕事をしているうちはよかったのですが、日ごろのオーバーワークがたたったのか、ストレスもあいまって精神疾患になってしまいました。

元々気持ちの浮き沈みは激しい方でしたが、自衛の仕事をしても、新しい会社に入社しても何してもうまくいかない時期が過ぎ、債務はたまる一方で結局は両親の力をかり、東京をひきはらい実家に戻る事になりました。

 

自分で戻ったという事ではなくて、父親の退職金を前借してまで、引越し代金や滞納していた家賃などを払ってもらい引き戻された形です。

その当時は病気のせいか何も考えることが出来ない大変つらい時期でした。

それからは、病院にかよいながら、自己破産に向けて弁護士さんのところへかよいました。

初めて弁護士事務所にいったので最初は何が何だかわかりませんでしたが、弁護士さんが同じ年頃という事で次第に建設的にもういちど社会復帰できるように頑張っていきましょうという言葉を頂き、そこを目指しながら生活してました。

 

まず、債務がどのくらい、どこにあるかの取りまとめです。

引っ越してきたので消費者金融の書類を捜しまとめたり、個人で友人知人に借りた借金の連絡先や書類をまとめ弁護士さんへお渡ししました。

合計3回くらい書類などのとりまとめにかかりました。

書類を弁護士さんにお渡ししたあとは、各々の債権者へ弁護士から書類、連絡をいれ自己破産への手続き申請へと進みます。

資産があったり、例えば車をもってたり、自分名義の不動産などがあった場合は整理して債務の返済にあたりますので、そこらへんの自分の整理や調査をもって弁護士さんへ連絡します。

私は何も持っているものがなかったので、資産などをお持ちの方よりはそこらへんの手続きはスムースだったように思います。

 

そこからは自己破産の手続きが進み完了すれば、債務はなくなるわけですが弁護士さんに言われたのですが「誰にでも色々な事があります。自己破産は国が認めた人生で1度きりのリスタートの希望です」と。

私はその言葉を一生忘れることは無いでしょう。

借金まにれのときは、居留守をつかわざるを得なくてビクビクしてた毎日や、裁判所に呼び出され病気でふらふらな頭で消費者金融との担当者とお金の話をしたり、お酒にいりびたり酩酊しないと怖くて生きていけない日々。

そのことも忘れない事です。

自分のしたことなのでもちろん忘れてはいけないと思います。

 

しかし、良いこと悪いことたくさんある中で再出発を可能にしてもらえる事に私は深く感謝しています。

一度は実家へ戻り5年ほど生活していましたが今はまた東京へ戻ってきて仕事をしています。

中々大変なことも多いけど色々なことを踏まえつつ感謝を忘れずも一度東京で頑張ってみようと思っています。

管理人からのコメント

自営業をやっていて、大きな仕事をくれるところが少ないと、その会社の影響をもろに受けますよね。

できればリスク分散をしておきたいところですが、そう簡単にはいかないものです。

それで、この方は結局自己破産をすることになりましたが、自己破産は国に認められている制度です。

結構自己破産をするのは後ろめたいという人は多いですが、早めにリスタートして、再び国に貢献をする方がはるかにいいです。

無理に借金に苦しめられるのではなく、どうやって自分の力を発揮するかということを考えましょう。

辛い状況で本当の力を発揮できる人はいません。

なるべく早めに弁護士に相談をして、苦しい状況から脱しましょう。

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