- 【名前】野山ゆかり
- 【性別】女
- 【年齢】28
- 【職業】アパレル販売員
- 【住んでいる場所 東京都
- 【借金額】 320万
- 【どこからお金を借りたか】レイク、アコム、エポスカード、JCBカード
- 【借金の理由】 ショッピング、生活費
- 【何を滞納したのか】レイク、JCBカード
クレジットカードの買い物から始まった私の借金体験
私が初めてクレジットカードを持ったのは、20歳の頃でした。
短大を卒業してから働き始めて半年が過ぎた頃に、買い物する時に便利だしポイントも貯まってお得だなと軽い気持ちでエポスカードを作ったのが始まりでした。
初めのうちは、毎月3万程度の買い物をカードでして翌月には支払い、という無理のない使い方をしていました。
しかしカードを作ってから一年ほど経つと、買い物額も毎月10万くらいを使うようになり給料でやりくりするのが大変になってきました。
ちょうどその頃一人暮らしを始めて、更に生活費にかかるようになっていきカードでのキャッシングをしてしまいました。
また、カードをもう一枚増やし買い物やキャッシングもどんどん増えていったのです。
その時にはまだ危機感も全くなく、キャッシングして返せばいいやくらいにしか思っていなかったのです。
この頃に危機感を感じていればまだよかったのに、と今は思います。
更にはアコム、レイクという消費者金融にも借りるようになってしまいました。
そんな借りては返す生活を続けていた頃、会社の人とのトラブルで転職をし給料が今までよりもずっと減ってしまいました。
当然生活は更にきつくなり、改めて家計状況を見直した時にやっと自分の悲惨な借金の状況に気がつきました。
それからはもうカードは使わず現金で払うようにし、当然消費者金融からは借りずに返すようにしましたがお金が追いつくわけもなく滞納を何回もしていました。
その時の借金の総額は320万にまでなっていたんです。
当時付き合っていた彼氏や親にはもちろん言えずに1人で悩んで抱え込んでしまい、仕事もあまり出来なくうつ状態になってました。
そしてちょうどその時に私の人生が変わる出来事が起きました。
彼氏にプロポーズをされたんです。
私は悩みましたが彼氏に全て打ち明け、もう2度と繰り返さないように自己破産をすることに決めたんです。
本当は自己破産はせずに他の債務整理をしたかったのですが、私名義の車も家もなく全てをやり直す決意から自己破産を選びました。
一人暮らしで世帯年収めた当時低かった私は調べて法テラスを利用することにしました。
法テラスでは当時何も知識もなく、弁護士さんも知らず、当然弁護士費用もなく迷っている私に優しく相談に乗って貰えました。
弁護士さんも紹介してもらえ、電話で予約をして弁護士事務所に直接行くことになりました。
初めてのことですごく緊張していましたが、弁護士さんは慣れているようで着々とすすめてくれました。
三ヶ月分の給料明細や家計簿を書いたりなどたくさんの書類を書いたりしました。
また、今持っている銀行の通帳を全てコピーして持っていくなど、自分の持っているお金の状態を弁護士さんに伝えたりもしました。
約4ヶ月で免責がおりて自己破産することに決まりました。
弁護士さんへの費用は法テラスでの紹介だったため、全部で15万でした。
一括で払うわけじゃなく、5千円以下での毎月の返済で大丈夫だということで私は毎月3千円を払うことにしました。
法テラスはお金がない人にも良心的で本当に感謝しています。
今は約2年程支払い続けていて、これからもまだ払う予定です。
その後私はプロポーズされた彼と結婚をしました。
クレジットカードも今は使うことなく現金での買い物です。
大きな買い物は全て彼に任せています。
自己破産という本当に情けない結果になってしまったけれど、お金の大切さが本当にわかりました。
もう2度と繰り返さないようにしないといけません。
自己破産をしてみて、あんなにも悩んでいた借金からは解放されたけれど人として借金を踏み倒したようで罪悪感はずっとあります。
親にも話せていないのが辛いです。
こんな経験をみんなにはしてほしくないので、借金は本当に計画的にしないといけないよと伝えたいです。
管理人からのコメント
クレジットカードというのは、お金を使っている感覚があまりないので、ついお金を使いすぎてしまいますよね。
収入がしっかりあれば問題ありませんが、収入が減るとお金のサイクルが狂ってしまうので、借金をしてしまいやすいです。
いきなり節約するのって難しいですからね。