- 借金を踏み倒した場合は信用情報の扱いはどうなるのか?
- どれくらいの期間ブラックリストに載ることになるのか?
- 借金を踏み倒したあとにブラックリストから情報を削除する方法とは?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では借金踏み倒しの信用情報について詳しく説明していきます。
1.借金を踏み倒すと、信用情報やブラックリストはどうなるのか?
借金の返済ができないとなったときに踏み倒すことを考える人は少なくありません。
ある意味最終手段だと思いますが、それでもいくつか不安が残りますよね。
例えば、踏み倒した場合の信用情報はどうなるのかということが挙げられます。
信用情報に悪い情報が載ることを、ブラックリストに載るとも言いますよね。
借金を踏み倒す場合には、信用情報はどういう扱いになるのかといいますと、毎月「延滞」の情報が載ることになります。
借金の踏み倒しというのは、言葉を変えると、ずっと延滞している状態のことを指します。
そのため信用情報には延滞の情報が記録されることになっています。
3回以上延滞が連続してつくと、いわゆるブラックリストに載った状態になります。
2.借金を踏み倒す場合どれくらいの期間ブラックリストに載ったままなのか?
この延滞情報は貸金業者が適時更新を行うので、ずっと残ります。。
昔は更新作業の手間もかかるので、一定の期間がたてば消えていたみたいです。
しかし、最近は金利が下がって利益が減ってきたためか、延滞をしている人に厳しくなり、きちんと更新する用になっているようです。
なので、借金を踏み倒している場合は、ずっと信用情報が傷ついていると思ったほうがいいでしょう。
ずっとブラックリストに載ったままなので、新しくローンを組んだりクレジットカードを作ったりすることはできません。
・ブラックリストから消すためには時効援用が必要
借金を踏み倒した後にブラックリストから情報を消すためには時効援用の手続きを行う必要があります。
借金の返済をしていない状態は、あくまで延滞状態が続いていることになります。
借金をなくさない限り、信用情報の情報は更新され続けます。
借金には時効を迎えたあとに、時効援用の手続きを行うことで、借金の返済義務をなくすことができます。
時効援用の手続きを行うことで、信用情報に「延滞の解消」という情報が記載されることになります。
延滞の解消の情報は、解消してから5年間は情報が載るようになっています。
時効援用の手続きをしてから5年後にブラックリストから情報が消えるということになります。
3.借金の踏み倒しで時効をになるのはいつから?
借金を正式に踏み倒すためには、借金の時効を迎えたあとに時効援用の手続きを行う必要があります。
借金の時効は、消費者金融やカードローン会社、クレジットカード会社など法人企業相手の場合は5年間となっています。
なので、「借金の時効の5年間+5年間=10年間」は信用情報が傷つき、ブラックリストに載ったままだと思ったほうがいいでしょう。
・時効の援用の手続きが5年でできない場合もある
時効の援用の手続きをして始めて、踏み倒すことができたといえるのですが、必ずしも借金の時効である5年を超えれば手続きが行えるとは限りません。
というのも、いくつか時効が中断される条件があるのです。
例えば、裁判を起こされたり、差し押さえられたりすると時効が中断されるようになっています。
すると、時効で借金を踏み倒せるだと思っていたのに、実は時効になっていなくて借金を支払うことになるということもあります。
5年も経過していれば、遅延損害金や利息によって借金額は相当膨らんでいるでしょうね。
時効の中断期間は最大で10年間となっています。
通常の時効である5年を足して、最大で15年は貸金業者の取り立てから逃げ続ける必要があります。
信用情報からブラック情報が消えるとなると、さらに5年かかり、合計で20年となります。
借金を踏み倒そうと思ったら、20年間もローンやクレジットカードの利用はできなくなります。
借金の詳しい踏み倒し方については「合法的に借金を踏み倒す方法」の記事で紹介しています。
4.借金の踏み倒しよりも債務整理のほうが信用情報的にもいい!
基本的に貸金業者は借金を踏み倒される前に裁判を起こします。
裁判が起こされていれば、給料や財産が差し押さえられてしまします。
そういったのから逃げるのも難しいですし、借金を踏み倒すとなると20年間はブラックリストに載ったままとなります。
それなら弁護士に債務整理の相談をすることをお勧めします。
債務整理をすることで借金を減額でき、無理なく借金を返済できるようになります。
債務整理を行えば、自分の収入に見合った返済額になるので、そういった最低限の返済は行う必要がありますが、借金を踏み倒すよりもはるかに健全です。
また自己破産で借金を0にするということもできます。
もし借金の返済に困っているのであれば、一度弁護士に相談することをお勧めします。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。
匿名無料でいくら借金が減るかなどを弁護士に相談することができます。
利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。