- 借金滞納で裁判になった時警察に逮捕されるのか?
- 借金裁判で負けると前科はつくのか?
- 借金の滞納で裁判を起こされたとき前科になるのを防ぐ方法とは?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では借金裁判の逮捕について詳しく説明していきます。
1.借金を滞納して裁判になると警察に逮捕される?
借金を滞納して、返済をしなければ、業者から電話がかかってきたり督促状が届いたりします。
この段階で支払えば、取り立ては止まるのですが、それでもなお返済をしない場合は貸金業者は裁判を起こしてくる可能性が高いです。
この時、借りている金額が多ければ多いほど裁判となる可能性が高いです。
少額となると手続きの手間がかかるので裁判までやってこないことが多いですけどね。
どの金額のラインで裁判を起こすかは業者によっても違いますし、場合によっても違うので一概には言えません。
それで裁判となると「警察に逮捕されるのか?」と考えてしまう人がいますが、借金を滞納して逮捕されることはありません。
警察に捕まるのは刑事裁判で、借金関係の裁判は民事裁判となり別物です。
なので、裁判になるからと言って捕まる心配をする必要がありません。
※貸金業者と契約をするときに何かを偽造したり、嘘を付いている場合は文書偽装の罪に問われたり、詐欺罪に問われる可能性があります。
詳しい話はこちらの記事にまとめてあります。
2.借金裁判で負けると前科がつくのか?
結論から言いますと、借金裁判で負けたとしても前科がつくことはありません。
借金の滞納して裁判を起こされたのであれば、確実に負けます。
しかしだからと言って、前科がつくわけではないので安心してください。
前科がつくのは犯罪者だけになります。
借金の未払いで裁判を起こされたとしても、それは別に犯罪ではありません。
なので、借金裁判を起こされたとしても前科がつくことはないので安心してください。
3.借金の滞納で裁判からの通知がきた時、無視してはいけない
借金の滞納で裁判となった時に警察に逮捕されることもなく、前科がつくこともありません。
しかし、だからと言って無視するのはよくありません。
というのも、裁判をずっと無視すれば欠席扱いになり、相手の勝ちが無条件で決まってしまいます。
相手が勝つことによって、借金の返済を強制的に行われることになります。
それが強制執行と呼ばれ、給料や財産(貯金や車など)の差し押さえとなります。
裁判に行っても負けますが、交渉の余地が残されています。
借金を返済する意思を見せて、その時からでも分割で返済をするようにしましょう。
ただ素人が交渉をすると、不利な条件で和解をさせられることが多いです。
裁判所に行くのが無理だったり、交渉が不安な場合にはすぐに弁護士に債務整理の相談することをおすすめします。
弁護士に相談をすることで、万が一裁判になっても代わりにやってもらえますし、適切な借金整理方法も合わせてやってもらえます。
債務整理をすれば、あなたが返済できる額まで借金を減らすことができます。
弁護士が債権者に対して受任通知を送れば、借金裁判を取り下げてくれることもあります。
いずれにしても、債務整理をすることで借金の返済が楽になるので、とりあえずは債務整理に強い弁護士に相談することをお勧めします。
とはいえ、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと思います。
そこで匿名無料で使える借金減額シミュレーターを使うことをお勧めします。
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利用したからと言って必ず依頼しなければいけないわけではないので、試しに使ってみることをお勧めします。